こんにちは、あかね動物病院です

春も過ぎ去り、少しずつ日中の気温が上がってきましたね
とはいえ真夏に比べればまだまだ涼しい。夜なんかは寒いくらいです

でも今の時期こそペットの熱中症のリスクが高いんです
当院でも真夏よりむしろ5~6月のほうが熱中症の患者さんが多い傾向にあります
今年の5月も複数の患者さんが熱中症で来院されました

近年は5月でも室内温度が30℃に近づくことは珍しくなくなりました
また、この時期はペットの身体が暑熱に慣れていないというのも熱中症が多発する要因の一つです
6月に入ると雨がちになり、湿度が急上昇します
短頭種や気管虚脱のワンちゃんは呼吸がしづらくなり、体温が上昇しやすくなります

そして最も大きな要因として、真夏では熱中症の予防意識が高い飼い主様も、今の時期は比較的涼しいこともあり警戒心が緩んでしまいます

こうした理由で比較的涼しい5-6月でも熱中症は発生しやすく、十分な警戒が必要です
飼い主様が帰宅したときや、お散歩中やお散歩後のペットの様子に注意してください
呼吸がいつもよりあらかったり、ふらつきなどがある場合は急いで当院までご相談ください

あかね動物病院